2022年振り返り

2022年は学術面では修士論文の執筆、仕事面では営業→コンサルタントへキャリアチェンジを果たし、キャッチアップをするという点で心身ともに非常にハードな1年でした。少し体調を崩した日もありましたが、コロナにかかることもなく、なんとか乗り切れたという感じです。

さて、大晦日という節目でもありますので、大学院、仕事、趣味というカテゴリーで1年をざっくりと振り返ってみます(駄文ですが)。

大学院

2022年の3月まではM1で4月からはM2に進級しました。

M1の振り返りは以下。

toshi-mts.hatenablog.com

M2のメインはなんといっても修士論文ですね。

修士論文

7月に中間審査がありましたので、主査の先生の指導のもと、ひたすら先行研究を読んでレジュメを切って、ある程度地図ができてくると、リサーチ・デザインを磨いていくというプロセスを回していました。私の場合は質問紙調査を実施して、統計分析をして定量的に仮説を検証する実証的なアプローチを取りましたので、中間審査が終わった8月は調査に向けての準備です。ネットリサーチ会社への見積もり、選定、やりとり、質問紙の設計。特に質問紙の設計では先生のお世話になりました。ネットリサーチ会社とのやりとりについては以下のようなツイートをしています。

 

9月に調査を実施して、データが回収されると、ひたすら分析です。記述統計量の確認、相関分析、因子分析、重回帰分析とこなしました。ここもかなり先生のお世話になりました。また書籍としては以下を参照しました。

 

10月は分析に費やして結果を確定させ、11月から執筆に入りました。中間審査で提出した研究計画書を下地に研究背景・目的、先行研究、リサーチ・デザインのパートを執筆しました。その後は分析手続き、仮説検証パートの執筆です。定量研究ということもあり、作表にかなりの時間を割きました。社会人院生の場合、この辺りは土日をロックして一気に進めると良いと思いました。

12月からはいよいよ考察パート。仮説検証結果について、先行研究も踏まえ、なぜそのような結果になったのか、ということを考察します。さらに研究の理論的意義、実務的示唆、研究の限界を執筆しました。適宜、先生にも添削をいただきながら、執筆を進めました。一流の研究者から添削、コメントをいただきながら論文執筆できるというのは、本当にありがたい環境だと思います。

修論は一応書き終わった状態なのですが、年明けに再度、誤字脱字チェックと論理構成チェックをします。

講義

修士論文以外に講義も履修しています。人によっては、修了要件さえ満たしていれば、全く講義を取らないということもできますが、私は管理会計ベンチャービジネスを履修しています。詳細は以下をご参照ください。

toshi-mts.hatenablog.com

ただどうしても修士論文にエフォートを捧げざるを得ず、M1のときほどは全力投球できないのが現実ですね。。興味のある講義はM1のときに履修すべきだと強く思います。ちなみに私の通う都立大MBAには科目履修生という制度があります。

大学院入試情報 | 東京都立大学 経済経営学部・経営学研究科

別途料金は発生しますが、修了してからも都立大の講義(一部)を履修することができますので、あえて忙しいM2で履修せず、修了後に科目履修生として履修をするという方もいます。(2022年12月時点の情報です)

その他

学生役員として都立大ビジネススクール同窓会の総会や勉強会、新入生歓迎会の運営に関わりました。ボランタリー組織でこういった役割を担ったことがなかったので、仕事や勉強とはまた違った学びがありました。

また組織行動論を専攻されている学部生の方からキャリアに関してのインタビューを受ける機会もありました。大したキャリアを歩んでいるわけではないですが、私のキャリアをディスカッション用のケースにしていただけるとのことです。都立大ではMBA生と学部生のキャンパスが異なることもあり、ほとんど交流はないので、学部生の方とこういった形で接点を持てたのは良かったですね。少しでも未来ある学部生に与えるものがあれば幸いです。

仕事

2022年1月~3月は営業として、2022年4月からは人事コンサルタントとして仕事をしました。営業と人事コンサルタントではスキルセットやスタンスが全く異なるので、ギャップに戸惑いながらも、なんとかキャッチアップ中という段階でしょうか。

大変なことは多いですが、やりがいは大いにあります。

営業時代よりも「個人の力で勝負している」という感覚があり、また案件をこなすことで確実に自分の中に知見として蓄積されていく感覚もあります。

顧客への貢献実感を持ちながらも専門性を追求していきたい自分にとって、非常に合った仕事なのだと思います。

仕事に関する書籍も積極的に読みました。以下が特に学び・刺激になりました。

 

 

 

 

 

 

 

趣味

人生で初めて落語に行ってきました。1人で何人もの声色を使い分ける落語家さんの技量には圧巻されますし、何より面白い!思っていた以上に声を出して笑いました。

その他、ストリーミング配信サービス経由で映画をたくさん観ました。印象的だったのは、邦画だと『ドライブ・マイ・カー』『さがす』『岬の兄妹』『あの日々の話』『近松物語』。洋画だと『交渉人』『ヘレディタリー/継承』『アベンジャーズ(シリーズ)』『バックドラフト』『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』『コーダ あいのうた』が良かったです。

 

以上です。

だいぶ長くなってしまいました。。

2023年の目標は気が向けば書きますね。

それでは良いお年を!