グループ研究が始まりました

私が所属している東京都立大学大学院 経営学研究科(MBA)では「グループ研究」という科目があり、M1の学生ほぼ全員が受講をしています(必修ではないので、自由意志にはなりますが、受講を強く奨励されます)。経営戦略、経営組織、マーケティングの各グループに分かれて、教授陣の指導のもと、与えられたテーマに対してグループでリサーチ・クエスチョン、仮説を立て、研究を進め、最終日に研究成果を発表するという科目です。

通常の講義時間外でのコミットメントも求められ、M1前期の講義の中で最もハードな科目の1つでしょう。アカデミックな学風の東京都立MBAでは非常にこの科目が重視されており、ある種「名物」といってもいいかもしれません。

私は、経営組織、中でもミクロ組織論のプロジェクトに入って研究を進めています。研究手法は、質問紙調査となります。ミクロ組織論の領域だと、メジャーな手法ですね。自分たちで質問項目を設定し、インターネットリサーチ会社を活用して調査を実施します。回収した結果は統計ソフトを使って分析していきます。

統計の知識はまだまだ不十分なので、走りながら勉強している感じですね。

研究手法の本は何冊か読んだのですが、やはり実践に勝るものはありません。自分たちで先行研究を調査したり、研究課題や仮説についてディスカッションすることで、「研究とは何か」ということを実地で学ぶことができます。

何度かこのブログでも書いていますが、研究をしっかりやっていきたいという志向をお持ちであれば、やはり東京都立のMBAはおすすめできると思います。